16.不明確な部分をさらに別角度から占ってみる ~タロットリーディング マスター(上級者向け)
16.不明確な部分をさらに別角度から占ってみる ~タロットリーディング マスター(上級者向け)
前項「15.数札・人物札の深読みリーディングテクニック」
の続きになります。
前項では、数札と人物札の度合いやレベル感、カード同士の相関関係や関連性を理解し、深読みするポイントを説明いたしました。
本項では、どうリーディングしても見えて来ない不明確な部分を別角度から読み解いていくリーディングテクニックを説明していきます。
相談内容は、以下の通り。
相談内容:「元彼の今の気持ちを知りたい」
まず、彼の気持ちを読み取るに、ケルト十字展開法を選定したとします。
5-2.展開法の説明

見て分かるように、ケルト十字展開法では、「彼」という一人の人物の気持ちについて深く読み取ることはできるのですが、彼以外の対象人物のことになると、展開配置⑧の可能性として対人の気持ちを見るか、展開配置⑦の人間関係で見るか、この2つに限られたものになってしまいます。
ここで言う、彼以外の対象人物とは、彼に関わる相関関係の第三者のことです。 占う側の自分自身の気持ちや、彼の周囲の人や対人関係、あるいは、彼の背景に女性の影があるかどうかなど、彼に相関する人物を読み取るには、⑦と⑧の2つだけでは、判断しきれないものがあるということ。
「彼の気持ちも知りたいし、今後、自分自身の気持ちもどう変わっていくのかも知りたい。」 「ケルト十字展開法で女性の影があるようなカードが展開されたけど、確かかどうか別角度でリーディングしたい。」
といった、リーディングすべき対象人物が複数に増えたり、時系列で気持ちの変化をリーディングしたい時、 また、ケルト十字展開法では事足らずな点を、他の展開法を選定し、補うかたちで、別角度で占ってみるのです。
1対1の人物同士が、時系列で双方の気持ちをリーディングするには、「ラバーズブリッジ展開法」が適しています。
それでは、「ラバーズブリッジ展開法」を使い、別角度から彼の気持ちと気持ちの変化、また自分の気持ちの変化も、時系列に沿って見てみましょう。

前項では、数札と人物札の度合いやレベル感、カード同士の相関関係や関連性を理解し、深読みするポイントを説明いたしました。
本項では、どうリーディングしても見えて来ない不明確な部分を別角度から読み解いていくリーディングテクニックを説明していきます。
相談内容は、以下の通り。
相談内容:「元彼の今の気持ちを知りたい」
まず、彼の気持ちを読み取るに、ケルト十字展開法を選定したとします。
ケルト十字展開法
ケルト十字展開法で分かることは4つ。5-2.展開法の説明


見て分かるように、ケルト十字展開法では、「彼」という一人の人物の気持ちについて深く読み取ることはできるのですが、彼以外の対象人物のことになると、展開配置⑧の可能性として対人の気持ちを見るか、展開配置⑦の人間関係で見るか、この2つに限られたものになってしまいます。
ここで言う、彼以外の対象人物とは、彼に関わる相関関係の第三者のことです。 占う側の自分自身の気持ちや、彼の周囲の人や対人関係、あるいは、彼の背景に女性の影があるかどうかなど、彼に相関する人物を読み取るには、⑦と⑧の2つだけでは、判断しきれないものがあるということ。
「彼の気持ちも知りたいし、今後、自分自身の気持ちもどう変わっていくのかも知りたい。」 「ケルト十字展開法で女性の影があるようなカードが展開されたけど、確かかどうか別角度でリーディングしたい。」
といった、リーディングすべき対象人物が複数に増えたり、時系列で気持ちの変化をリーディングしたい時、 また、ケルト十字展開法では事足らずな点を、他の展開法を選定し、補うかたちで、別角度で占ってみるのです。
1対1の人物同士が、時系列で双方の気持ちをリーディングするには、「ラバーズブリッジ展開法」が適しています。
それでは、「ラバーズブリッジ展開法」を使い、別角度から彼の気持ちと気持ちの変化、また自分の気持ちの変化も、時系列に沿って見てみましょう。
ラバーズブリッジ展開法
相談内容はそのままに、今度は、ラバーズブリッジ展開法で占ってみます。
相談内容:「元彼の今の気持ちを知りたい」
ケルト十字展開法で展開された「①現在の心境や状況」が、ラバーズブリッジでは「⑧現在の気持ち」に、別角度の観点が現れると思ってください。
彼だけに焦点を当てた見解と、別角度、つまり、第三者と照合した時に見る彼の見解、それぞれ別の視点を持つことで、彼を多角的にリーディングする作業になります。
あらゆる視点を持って一つのことを多角的に見るということは、それだけ客観的に追求することができ、より繊細で、より真実に近い真意を読み取れることができるでしょう。

また、ラバーズブリッジ展開法は、上段が相手の気持ち、下段が自分の気持ちと、過去から現在、未来へと時系列で順に追って見れる展開図になっています。
ラバーズブリッジ展開法で分かることは以下の3つ。
このように、ラバーズブリッジ展開法は、時の流れによって、二人の気持ちの変化を読み取ることができます。
比較的、片思いや復縁といった相談の場合使うと、今後の展開や可能性が読み取れるので適した展開法と言えます。
但し、ラバーズブリッジ展開法では、ケルト十字のような彼の気持ちを深掘りするには事が足りませんので、やはり、ケルト十字は欠かせない展開法でしょう。
ケルト十字とラバーズブリッジと合わせてセットでリーディングすることが、不明確な部分をクリアにするリーディングテクニックとなります。
展開法の選定の方法は、7.展開法の選定 ~タロットカード占い講座 ベーシック(初心者向け)~
でも、説明しております。
ぜひご覧ください。
相談内容:「元彼の今の気持ちを知りたい」
ケルト十字展開法で展開された「①現在の心境や状況」が、ラバーズブリッジでは「⑧現在の気持ち」に、別角度の観点が現れると思ってください。
彼だけに焦点を当てた見解と、別角度、つまり、第三者と照合した時に見る彼の見解、それぞれ別の視点を持つことで、彼を多角的にリーディングする作業になります。
あらゆる視点を持って一つのことを多角的に見るということは、それだけ客観的に追求することができ、より繊細で、より真実に近い真意を読み取れることができるでしょう。

また、ラバーズブリッジ展開法は、上段が相手の気持ち、下段が自分の気持ちと、過去から現在、未来へと時系列で順に追って見れる展開図になっています。
ラバーズブリッジ展開法で分かることは以下の3つ。
- 彼と自分との間で、すれ違いが生じて来たのは、いつ頃からだったのか。
- すれ違った時の、お互いの気持ちにどんな相反があったのか。
- 現在はどんな気持ちで向き合っているのか、今後はどう変わっていくのか。
このように、ラバーズブリッジ展開法は、時の流れによって、二人の気持ちの変化を読み取ることができます。
比較的、片思いや復縁といった相談の場合使うと、今後の展開や可能性が読み取れるので適した展開法と言えます。
但し、ラバーズブリッジ展開法では、ケルト十字のような彼の気持ちを深掘りするには事が足りませんので、やはり、ケルト十字は欠かせない展開法でしょう。
ケルト十字とラバーズブリッジと合わせてセットでリーディングすることが、不明確な部分をクリアにするリーディングテクニックとなります。
展開法の選定の方法は、7.展開法の選定 ~タロットカード占い講座 ベーシック(初心者向け)~

ぜひご覧ください。